OsakaMICTの日記

最先端の低侵襲心臓血管治療を紹介します。 どなたもご覧になってください。

ACURATE TFでのTAVI症例を供覧します

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「TAVI」=経カテーテル大動脈弁留置術は、心臓が動いている状態のままカテーテルを使って人工弁を心臓に装着する治療法で、大動脈弁狭窄症などに用いられます。開胸手術に比べて低侵襲です。TAVIには、太ももの付け根の大腿動脈から挿入する方法と、肋骨の間から挿入する方法の、主に2つがありますが、今回紹介するのは前者のわかりやすいアニメーションです。この弁移植術がどのような方法で行われるのか大変わかりやすい内容になっているので、どうぞご覧ください。
 アニメーションはスイスのTAVIシステム会社:SYMETIS  Inc社によるものです。同社の製品=「ACURATE TF(TM)」TAVIシステムを使った経大腿弁移植術は、阪大の心臓血管外科で日本で初めて行われました。その時の2症例は、当該システムのPMDA(医薬品医療機器総合機構)申請に際しての裏付けとなるフィージビリティスタディの役目も果たしています。
 ★実際の手術の様子も動画で用意しました。室内カメラの実写やX線撮影の動画ファイルが以下URLから(医療者限定ですが)ダウンロード可能です。ご質問、ご相談もお受けします。総合内科医など開業の先生方も歓迎いたします。
https://qlifebox.jp/handai/