僧帽弁人工弁機能不全症に対して、経心尖・経カテーテル的僧帽弁植込み術を施行しました
6月20日、心移植待機患者(DCM EF 23%、CRTD植込み後、MVR後、心筋シート移植後)の僧帽弁人工弁機能不全症(重度僧帽弁閉鎖不全症兼狭窄症)に対してon-pump TA-MVI(経心尖・経カテーテル的僧帽弁植込み術)を施行しました。
重症心不全チームとのコラボレーションもうまくいき、手術時間111分、出血量 160ml、pump時間19分で終了。
術後4時間で抜管し、現在リハビリ中と極めて良好な経過です。
改めて真の低侵襲治療を実感しました。
現在、人工弁機能不全に対するカテーテル治療は保険適応外とされてますが、大阪大学では倫理委員会承認のもと積極的に行っております。
お悩みの方がおられましたら是非ご連絡下さい!
⇒術中のダイジェスト動画を供覧しました。ぜひ関係の皆様にてシェアしてくださるようお願いいたします。
★医師の方はフル動画をQLifeBOXからダウンロードできます。自由にご閲覧ください。